なぜ、ぜんそく発作をくり返すの? アレルギー性ぜんそくについて

監修:国際医療福祉大学 教授 山王病院 アレルギー内科
足立  満 先生

ぜんそく発作がくり返される理由

炎症がつづくと、気道は敏感になり、元に戻らない変化をおこして、さらに発作をおこしやすい状態になってしまいます。

ぜんそく発作をくり返す悪循環

解説

気道の炎症が長引くと、気道の平滑筋や粘膜が過敏になり、少しの刺激でも気道が収縮しやすい状態になります。これを「過敏性」といい、炎症をおこすたびに過敏性は増し、ますます刺激に反応しやすくなります。
また、発作の回数が増え、発作がおこる間隔が短くなると、炎症によって傷つけられた気道の組織が完全に修復されないまま再生してしまいます。その結果、皮膚の傷あとと同じように気道の組織もでこぼこになり、気道はどんどん狭くなり、発作がおこりやすくなります。これを気道リモデリングと呼び、「炎症のおこりやすさ→過敏性の進行→気道リモデリング」という悪循環をまねきます。
くり返すぜんそく発作をくい止めるには、アレルゲンをはじめとする発作の引き金になる刺激をさけるとともに、炎症を引きおこすアレルギー反応を早期に抑え、悪循環をたち切ることが大切になります。

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